今日は、猿こまです(@aoi_saru)
本記事では、カクテル”ムーン・リバー”を紹介します。
映画『ティファニーで朝食を』をモチーフに生み出された日本発のカクテルです。
『ティファニーで朝食を』とは?
引用元:IMDb
『ティファニーで朝食を』は、1961年公開のアメリカ映画。トルーマン・カポーティの同名小説をオードリー・ヘップバーンで主演で映像化した名作ラブストーリーです。
原題:Breakfast at Tiffany’s
配給:マーメイドフィルム
製作:1961年/アメリカ
114分
監督:ブレイク・エドワーズ
原作:トルーマン・カポーティ
脚本:ジョージ・アクセルロッド
撮影:フランツ・プラナー
音楽:ヘンリー・マンシーニ
キャスト:
オードリー・ヘプバーン(ホリー・ゴライトリー)
ジョージ・ペパード(ポール・バージャック)
パトリシア・ニール(2E)
バディ・イブセン(ドク・ゴライトリー)
マーティン・バルサム(O・J・バーマン)
ミッキー・ルーニー(ユニヨシ)
挿入歌ムーン・リバー
引用元:IMDb
「ムーンリバー」は、映画『ティファニーで朝食を』の劇中歌として、主演オードリー・ヘプバーンが歌った曲です。
ジョニー・マーサー作詞、ヘンリー・マンシーニ作曲のこの曲は、映画とともに人気を博しました。
映画公開の同年に発売されたシングルは、ヘプバーンの声が入っていないにもかかわらず、アカデミー歌曲賞を受賞。グラミー賞では最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、最優秀編曲賞の3部門を受賞しました。
ヘプバーン自身が歌うバージョンは映画公開から長らく発売されていませんでした。
ヘプバーン本人が断っていたそうです。
しかし、ヘプバーンの死後、1993年に発売された「ムーン・リバー〜オードリー・ヘプバーン スクリーン・テーマ・ベスト」にて初めてオードリー・ヘプバーン歌唱バージョンが収録されています。
2013年にINTRADA社から発売された『ティファニーで朝食を』オリジナル・サウンドトラックではヘプバーンとギターだけのバージョンもボーナス・トラックとして収録されました。
オードリーの気持ちを想像すると音源化に対して戸惑う気持ちもあります。しかし、作曲者のヘンリー・マンシーニに「主演がオードリーでなかったら、この曲をつくれていたかわからない」といわせるほど彼女に捧げられたこの曲を、やはり本人の歌声で聴きたいと思ってしまうのは映画好きの業というほかありません。
カクテル”ムーン・リバー”
ムーン・リバーは、映画『ティファニーで朝食を』の同名劇中歌「ムーン・リバー」にインスパイアされたカクテルです。銀座の名店「TENDER BAR」のバーテンダー上田和男氏によって考案されました。
ムーン・リバー(MOON RIVER)
バーボン 40ml
ホワイトキュラソー 10ml
グレープフルーツジュース 10ml
[技法]シェイク[グラス]カクテルグラス
①シェイカーにに材料をすべて入れる
②シェイカーに氷を入れてシェイク
③カクテルグラスに注いで完成
ムーン・リバーとは「水面に映った月光のすじ」を表す言葉。その名の通り淡い黄色がグラスのなかで揺らめくさまが美しいカクテルです。
上田和夫氏の創作カクテルについては、カクテルテクニック/上田和夫 著に紹介されています。
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