(画像は、映画.comよりお借りしています。)
『ゴジラ(1954)』基本情報
脚本:村田武雄、本多猪四郎
原作:香山滋
音楽:伊福部昭
宝田明
河内桃子
平田昭彦
志村喬
ほか
今回は、THE怪獣映画『ゴジラ』の第1作をご紹介します。
あらすじ
小笠原諸島の近海で、相次いで船舶が消息を絶つ事件が発生。唯一生存した漁師は海上で大きな生物を目撃していた。古くからの言い伝えにより「ゴジラ」と名付けられた謎の巨大生物を調査するため派遣された山根恭平博士(志村喬)は、向かった大戸島でついに「ゴジラ」と遭遇する。一度は姿を消したゴジラだったが、再び姿を現し東京へと上陸。一方そのころ芹沢博士は、ある恐ろしい実験に成功していたのだった。
『ゴジラ(1954)』3つの見どころ
1.日本怪獣映画の金字塔はじまりの一作
ゴジラは元祖怪獣映画であり、のちの特撮、怪獣映画に多大な影響を与えた作品です。
その完成度は、令和の時代においても色褪せることなく、見るものを魅了します。
反核や科学技術の進歩に対する警鐘など、現代においても突き刺さるメッセージ性は強烈です。
2.ゴジラ誕生のルーツ
ゴジラはいかにして生まれたのか。
その謎が本作の重要なテーマです。
人類はこの強大な厄災をいかにして退けるのか?
ゴジラと人類との長きにわたる戦いの物語の始まりです。
3.映画音楽の名匠”伊福部昭”による「ゴジラのテーマ」
「ゴジラのテーマ」はあまりにも有名です。
この曲は伊福部昭によって作曲され、『シン・ゴジラ』でもオリジナル音源が使用されました。
後継作品にまで大きな影響を残した名曲を当時の映像とともに堪能できるのは、本作だけです。
『ゴジラ(1954)』のレビュー・感想
なにより反核やオーバーテクノロジーにたいする痛烈な批判は、現代においても強いメッセージを放ちます。
人間の業に対峙する普遍的な恐怖の権化こそがゴジラなのだとあらためて思い知らされる作品です。
ストーリー ☆☆☆☆★
音楽 ☆☆☆☆★
映像 ☆☆☆☆★
キャスト ☆☆☆★★
おすすめポイント
・特撮怪獣映画の元祖
・伊福部昭の映画音楽
・オーバーテクノロジーへの警鐘
日本の特撮、怪獣映画に多大な影響を与えた一本。そのインパクトは今でも衰えることはありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか
今回は『ゴジラ』をご紹介しました。
『シン・ゴジラ』『ゴジラvsコング』など今なお新作が作られ続ける名作シリーズ。
そのレガシーに触れることのできる一本をぜひご覧ください。
さいごまで読んでいただきありがとうございました。
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