国内外で、ショートフィルム(短編映画)を扱った映画祭をまとめました。
なかには『カメラを止めるな』『100日間生きたワニ』の上田慎一郎 監督を輩出した映画祭もあります。
世界のショートフィルムフェスティバルまとめ
世界のショートフィルムフェスティバル(短編映画祭)をご紹介します。
・オーバーハウゼン国際短編映画祭
・クレルモン・フェラン国際短編映画祭
それぞれの映画祭を解説します。
ショートショート フィルムフェスティバル & アジア/SSFF&ASIA(日本)
(公式サイトより画像引用)
ショートショート フィルムフェスティバル & アジア/SSFF&ASIAは、アジア最大の国際短編映画祭で、アカデミー賞の公認映画祭(1999年~)。
若手映画監督の登竜門としても注目を集めています。
俳優の別所哲也氏が代表を務めていることでも有名ね。
SSFF&ASIA厳選のショートフィルムを視聴したい方は、こちらで紹介しています。
オーバーハウゼン国際短編映画祭(ドイツ)
(公式サイトより画像引用)
オーバーハウゼン国際短編映画祭は、FIAPF公認の世界最古の短編映画祭(1954年~)。
1954年に、西ドイツ文化映画祭としてスタート。
62年に「オーバーハウゼン・マニフェスト」を宣言したことでも知られています。
「ニュー・ジャーマン・シネマ」の先導的な立場でもあったわけね。
クレルモン・フェラン国際短編映画祭(フランス)
(公式サイトより画像引用)
クレルモン・フェラン国際短編映画祭は、フランス、クレルモン・フェランで開催される世界最大の短編映画祭(1979年~)。
同地は、哲学者ブレーズ・パスカル生誕の地としても知られる歴史ある街です。
「短編映画のカンヌ映画祭」とも呼ばれています。
日本映画も数多く上映されており、これまでに『JUNK HEAD』の堀貴秀監督や、『シン・ウルトラマン』で注目を集める庵野秀明監督などが受賞しています。
国内ショートフィルムフェスティバル(2000年以降)
ここからは、2000年以降に国内で立ち上がった短編映画祭をご紹介するわ。
・八王子ShortFilm映画祭
・グローイングアップ映画祭鶴川ショートムービーコンテスト
・那須ショートフィルムフェスティバル
札幌国際短編映画祭
(公式サイトより画像引用)
札幌国際短編映画祭は、国内唯一のショートフィルムマーケットとしての役割も持つ映画祭(2006年~)。
通称「SAPPOROショートフェスト」
子供向けの映像教育ワークショップや、24時間で1分間のショートフィルムを完成させる「アイアンフィルムメーカーコンテスト」などイベントにも力を入れています。
次世代の映像作家の育成にも力を入れているのね。
八王子ShortFilm映画祭
八王子ShortFilm映画祭は、2013年から開催されている映画祭。
「新人映画監督の登竜門」を掲げて運営されています。
「カメラを止めるな」「100日後に死ぬワニ」の上田慎一郎監督は、本映画祭の第三回受賞者です。
若手映画監督の登竜門のひとつとして、今後も目が離せないわね。
グローイングアップ映画祭鶴川ショートムービーコンテスト
鶴川ショートムービーコンテストは、2015年から開催されている映画祭。
『ウルトラマンシリーズ』で知られる小中和哉監督が審査員長を務めています。
その他審査員にも、ウルトラマンシリーズを手掛けた監督が多数。興味深し。
作品時間15分以内のものをオールジャンルで募集し、上映しています。
那須ショートフィルムフェスティバル
(公式サイトより画像引用)
那須ショートフィルムフェスティバルは、2006年から「リゾート型映画祭」として開催されています。
夏の那須高原という絶好のロケーションで開催される映画祭なの!
2020年は新型コロナウィルス感染防止のため、ドライブインシアターでの開催となりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、世界のショートフィルムフェスティバル(短編映画祭)をご紹介しました。
あなたの映画ライフのお役に立てば幸いです。
さいごまで読んでいただきありがとうございました。
おしまい
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