【浅草キッド】芸の伝承！深見・たけしの師弟関係は「松村と柳楽」へ｜考察レビュー

猿こま

今回は、芸人リスペクトの映像化！『浅草キッド』をご紹介します。

あらすじ

出典元：映画.com

芸人・ビートたけしが誕生する以前、昭和40年代の浅草。

大学を中退し、ストリップ劇場・フランス座でエレベーターボーイをしていた若き日のたけしは、劇場で目にした深見千三郎のコントに心を打たれ弟子入りを決意し、芸の道を歩き始める。

師匠・深見から笑いの哲学を学び、芸人としての頭角を見せ始めるたけし。

しかし、その一方で舞台の客足は激減。

時代はテレビに移りつつあった。

ついに、たけしは深見の反対を押し切り漫才コンビ「ツービート」を結成し、テレビの世界にうって出るのだった。

見どころ

出典元：映画.com

昭和芸人の師弟ドラマ
実在の「浅草芸人」深見千三郎と、今や世界の「北野」となったビートたけしの師弟関係をモチーフにした芸人情緒あふれるドラマがアツい。

柳楽優弥の怪演
ビートたけしを高いクオリティで演じた柳楽優弥の演技は間違いなく本作の要。実在する存命の人物というハードルの高さをものともせず、国民的認知度を誇るクセの強い人物像を巧みに演じるさまは、まさに怪演。

監督・劇団ひとりが生み出した新訳「浅草キッド」
監督・劇団ひとりによる、映像エンタメとしても楽しめる演出も印象的でした。昭和の芸人たちが劇場からテレビにうつったように、活字から映像へと原作小説の魅力を拡大してみせた軽快でリズミカルな演出はぜひ本編でご覧ください！

感想

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5段階評価です

猿こま

正直なところストーリーに突出した印象はなかったですが、芸のある主演俳優2人によるお芝居と、エンタメ感ある映像演出は見ごたえがありました。

『浅草キッド』の評価をチェック

3つの映画評価サイトIMDb、Filmarks、Rotten Tomatoesから『浅草キッド』の評価をまとめてみました。

猿こま

今回は日本国内作品のうえ公開直後ということもあってRotten Tomatoesからのデータは得られませんでした。

全体的な評価は7割以上。

IMDbでは、7点以上（10点満点）が過半数を超えています。

票数が少ないので、公開を心待ちにして即視聴した人の票数が大半を占めていると考えられます。

引用元：IMDb

Filmarksの得点はさらに高い4.1（5点満点）となっています。

公開を待っていた方の票数が多い中、国内での評価が高い傾向。

北野武ファンや、昭和の芸人ヒストリーを期待している方には満足できる内容だったのではないでしょうか。

引用元：Filmarks

猿こま

お笑い好きの方には、おすすめできる一本といえるのではないでしょうか。

ここからの考察では、一部ネタバレも含みます。

ぜひ本編視聴後にご覧ください。