仮面ライダーBLACK SUN
BLACK SUNのモチーフとなったのがバッタであることは言うまでもないでしょう。
仮面ライダーの原点回帰を目指したテレビ版と同じく、石ノ森がデザインしたバッタ男に立ち返ったヴィジュアルになっています。
黒をベースに太陽を象徴するオレンジのラインがはいった配色からもテレビ版からの踏襲を感じ取れます。
もともと仮面ライダーブBLACKは、ゴルゴムが生み出したバッタ怪人が強化スーツをまとった姿とされていて、テレビ版でも第一話のみ強化スーツを身に纏う前のバッタ怪人の姿が登場します。
映画版デザインは、口元の意匠や腕の側面についたトゲなど、バッタの生物的な要素みられ、黒いスーツの下にある異形のバッタ怪人の姿をよりリアルに追求した結果にみえます。
スーツのデザインは怪人と見間違うほどに禍々しさを発し、悪の後継者としてのイメージも感じ取れます。
仮面ライダーSHADOWMOON
SHADOWMOONは、BLACK SUNと対をなす存在としてデザインが強調されています。
シルバー・黒・緑の配色はテレビ版を踏襲。
腕や胸にボルトのようなデザインは残っていますが、ロボットスーツのような機械的な意匠が影を潜めたことで、BLACK SUNと同格、表裏をなす者としての存在感が増しています。
バトルホッパー
バトルホッパーは、ゴルゴムが世紀王のために生み出したメカ生命体です。
生命体なので、思考し、意思の疎通図ることができます。
映画でもその設定は活かされていると思われます。
バイク表面の緑の装甲は、バッタをモチーフで、かなり生々しさも感じさせます。特にヘッドライド部分は、生きたバッタのグロテスクさとメカデザインが融合さしたような異形の雰囲気です。
マフラー部分もバッタの脚部を思わせるデザイン、いまにも飛び跳ねそうです…
ロードセクター
ロードセクターは、テレビ版ブラックの二代目バイクとして登場していたマシンです。文明破壊兵器としてゴルゴムによって開発されました。
今回のデザインで注目したいのは、カラーリング。
シルバーの本体に緑のライン。これはSHADOWMOONを象徴する配色です。
映画ではSHADOWMOONの愛機として登場する可能性もありそうです。
タイトルロゴの”蛇”の意味とは?
映画『仮面ライダーBLACK SUN』のタイトルロゴには、よく見ると蛇があしらわれています。
”L”の文字に絡みつくように描かれた蛇です。これは、秘密結社ゴルゴムのシンボルを表しているのだと考えられます。
ゴルゴムのシンボルは「リンゴにかじりつく蛇」とされていて、テレビ版ブラックの左胸にあしらわれたマークのモチーフにもなっています。タイトルにダークサイドのシンボルを忍び込ませるとは、かなり不穏です。
ノワール感漂うタイトルロゴからして、ダークヒーロー誕生への期待が高まります。
まとめ
映画『仮面ライダーBLACK SUN』は、ノワールの空気をまとったのダークヒーロー誕生譚になるのではないでしょうか。
”BLACK SUN”と”SHADOWMOON”が対を成す形でデザインされていることからも2人の激突は必至。対局に存在する2人の世紀王にスポットを当てたエピソードも楽しみです。
南光太郎と秋月信彦の人間関係にも悲劇の気配がすでに感じられます。ライダー同士のバイク戦なんかも期待できそうです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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