本記事では映画『孤狼の血』に登場する5種のお酒をリサーチしました。
・デザインは旧パッケージ
・設定がマメなわけ
『孤狼の血』基本情報
原題 | 孤狼の血 |
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製作 | 2018年(日本) |
配給 | 東映 |
時間 | 126分 |
スタッフ
監督 | 白石和彌 |
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脚本 | 白石和彌 |
原作 | 柚月裕子/『孤狼の血』 |
音楽 | 安川午朗 |
キャスト
役所広司(大上章吾) |
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松坂桃李(日岡秀一) |
真木よう子(高木里佳子) |
石橋蓮司(五十子正平) |
ピエール瀧(瀧井銀次) |
江口洋介(一ノ瀬守孝) |
公式予告映像
ここからは、一部ネタバレも含みます。
ぜひ本編視聴後にご覧ください。
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劇中に登場する5つの酒
『孤狼の血』で登場を確認できた5種のお酒を紹介します。
・ハイランドパーク
・ベイゼルヘイデン
・ウッドフォードリザーブ
・ズブロッカ
アサヒビール/アサヒ
アサヒビールは言わずと知れた国民的ビールです。
劇中では、日岡の部屋で大上が飲んでいたり、クラブ梨子で提供されていました。
劇中いちばん飲まれていたお酒といえるでしょう。
ハイランドパーク/アサヒ
ハイランドパークは、スコッチウィスキーです。
日岡がクラブ梨子でやけ酒するシーンで、ママのうしろに映り込みます。
ストレートなボトルネックと寸胴ボディが特徴。本作でモチーフとされた旧ボトルの12年ものは、オレンジのラベルが目印です。
BARでは定番のスコッチウィスキーのひとつになっています。
ベイゼルヘイデン/アサヒ
ベイゼルヘイデンは、バーボンウィスキーです。
クラブ梨子で、大上・日岡・瀧の3人が揃うシーンに登場。
ボトルの上から巻き付けられた紙ラベルが特徴的な酒です。
原材料のライ麦比率が高く、スパイシーな飲み口。個性的なウィスキーを試したい方にオススメです。
ウッドフォードリザーブ/アサヒ
ウッドフォードリザーブは、バーボンウィスキーです。
クラブ梨子で日岡がやけ酒するシーンで、ママの手前に映り込んでいます。
スキットルのような平たいボディが個性的なボトル。アーチ型にあしらわれた文字も特徴的です。
スムースな飲み口で、初心者にもお勧めできるプレミアムバーボンです。
ズブロッカ/サントリー
画像出典:ズブロッカ公式ホームページ
ズブロッカは、ポーランド産のウォッカです。
大上が五十子会長のいるバーで飲まされるシーンに登場しました。
(ボトルラベルは映画用に作り替えられていましたが、ラベルに描かれたバイソンの絵と“DOBROWKA”の表記から、ズブロッカを模したもので間違い無いでしょう。)
詳しくはこちらの記事で解説しています。
バイソングラスというハーブが漬け込まれた、このウォッカは「桜餅のよう」と形容される個性的な風味を持つちます。
冷蔵庫などで冷やして飲むのがおすすめです。
デザインは旧パッケージ
登場したボトルデザインは劇中の年代にあわせて旧ボトルのものが採用されています。
ハイランドパークのパッケージは細部に変更が加えられていて、映画用に作られたものに見えるのですが、そのモチーフは明らかに旧ボトル。
旧ボトルは2017年に出荷終了となりましたが、現在まだ入手可能です。
設定がマメなわけ
本作では、組織による対立をお酒という小道具ひとつにまで落とし込んでいます。
紹介してきた劇中で確認できる酒は、ズブロッカ以外全てアサヒが販売元。逆にズブロッカの販売元はサントリーです。
尾谷組のシマにはアサヒの酒、五十子仁正会のシマにはサントリーの酒という対立を意図的に作り出しています。
しかし裏を返せば「ただの同類、そこに大した違いはない」という作品にも通底するメッセージが感じられました。
登場する5種の酒まとめ
・パッケージは旧ラベルをモチーフに映画用に作られている。
・組のシマごとに飲まれる酒の販売元が異なる。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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