こんにちは、こまです。
子どもが生まれたとき、勤め人のみなさんは、職場からどんな言葉をかけられているのでしょうか。
今回は、主夫になる少し前。
長男が生まれたときの忘れられないエピソードです。
子供が生まれたときに、会社の上司から言われたこと
私が会社をやめて主夫になる前のはなしです。
我が家の長男がうまれ、当時の上司に報告したところ、こんな言葉をかけられました。
「パパになったんだから仕事頑張らなくちゃね!」
すぐに私は「なんで?」と思いました。そこは、子育て応援するところじゃないのか?と。
もともと子育てや家事に関心が強かったので、遅かれは早かれ主夫になっていたであろう当時の私ですが、あれは1つのきっかけだったと振り返って思います。
家族を養うのは男性の仕事?
育児と仕事のバランス配分で、育児に比重をおく男性は増えてきていると思います。
少なくとも私はそういう人間でしたし、今後そういった選択の可能性は広がってほしいと願っています。
私は、子どもが生まれてくるまでの準備が楽しかったですし、生まれてからの子どもとの生活をとても楽しみにしていました。
主夫としての生活を経てなお、自分の選択に後悔はないです。
子どもとの時間
子どもとの時間は、自分自身と向き合う時間にもなっています。
彼らとの時間で多くの気付きが得られます。まるで修行のようです。
仕事のキャリアとしての損失は当然ありました。ただ、仮に仕事やキャリアで損することがあったとしても、人生の損にはならないと思います。
この時間は、きっと私の人生に恵みをもたらしてくれるものだと感じています。
体験したからこそ分かったこと
子どもと大人、2対1の生活は過酷を極めています。しかし、後悔を感じることはないです。
いまは長男のことばの発達がめざましくて、驚きの毎日です。子どもと過ごせる時間の尊さは、体験しないとわかりません。
そして子どもと過ごせる時間はとにかく短いです。一日中一緒に過ごせる私ですら、時の流れの速さに驚くほど。
チャンスがあるなら、その時間を大切にしてほしいなと思います。
育児(主夫)をやっていてよかったこと
主夫としての育児を経験して、よかったことをあげてみます。
1.子どもの成長を毎日身近に見ることができる。
2.自分自身の成長、仕事の延長線にはなかったことを知るチャンスがある。
3.妻との時間が増えた(わたし妻大好きなのでここも割と重要)
1日一緒だと、生活のあらゆるところで子どもの成長を見つけることができます。
最近は長男の発語がとにかく目覚ましくて、毎日がほんとに楽しいです。次男は届かなかったテーブルの上に手が届くようになり、いたずらのレパートリーが増えました。
そんな彼らと過ごしているなかで、私もさまざまな刺激をもらえます。長男の通園用ナップザックや上履き入れを作ることも経験しました。
知らないことを調べて、形にしていくのはたのしいですね。
育児を通して、夫婦の新しい関係もうまれています。毎日、子どものことを妻に報告するのも楽しい時間です
子育て真っ最中のいま
3年前のあの時、子育てに専念する選択をして本当に良かったと思います。
上司から「パパになったんだから仕事頑張らなくちゃね!」といわれたとき、私は、その言葉を今の生活に舵を切る推進力に変えました(上司の言葉に他意はもちろんなかったと思います)。
だけど、すこしでも状況が違えば、あの言葉に悩まされていたかもしれないと考えることもあります。
あと何年、親をやらせてもらえるのか分からないけど、まだしばらくは特等席から寝顔を拝ませてもらおうとおもいます。
おわりに
働く友人ママさんの話を聞いたことがあるのですが、子育てをしながら働くのはとにかくハード。
やっている皆さんには、頭が上がりません。当然、男性がやってもそれは同じことです。
だけど、周囲の理解度が変わるだけで、状況は変えられるのではないでしょうか。
社会の理解がより一層深まることを願っています。
おしまい
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